湯の花ってなに?
温泉に行くと湯の花という言葉を
聞くことがあると思います。
この湯の花とはいったいどういったものなのでしょうか。
湯の花とは、温泉成分が析出、または沈殿した結晶みたいなもの。
ようするに温泉が外気や岩などの温度差によって冷え、
その際に成分が結晶となり湯船に浮かんだり沈殿したりするのです。
温泉につかっているときにゴミが浮かんでいるように見える
あれが湯の花なんですよ。
私も湯の花についてきちんと調べるまでは
ほんとにゴミが浮かんでると思ってました。
この温泉汚いなぁって(笑)
肌に良いといわれていますが、
その理由は上記の通り、成分が沈殿して出来たものなので、
温泉成分が凝縮されているからなんです。
この湯の花、お土産としてもよく売られています。
乾燥させた粉末状のものが多いと思いますが、
これを自宅のお風呂で溶かして使うことで、
温泉につかるのと同じような効能を得ることができます。
ただ、湯の花の成分によっては、
風呂釜を痛めてしまうことがあります。
硫黄や金属の硫化物が含まれているものはその傾向が強いので、
注意書きをきちんと読み、成分を確認してから
使用するようにしましょう。
あとは臭いですね。
自宅のお風呂は狭いですから、
硫黄等臭いの強い成分の湯の花とかだと
臭いが充満して温泉気分どころじゃなくなります(笑)